出版大手KADOKAWAは14日、ランサムウェア(身代金ウイルス)による大規模なサイバー攻撃を受けた影響で、2025年3月期に36億円の特別損失を計上する見込みだと発表した。運営する「ニコニコ動画」などを使って収益を得ているクリエーターらへの補償や、システムの復旧費用などにあてる。身代金の支払いの有無は明らかにしていない。
また、システム障害によって書籍の受注システムやニコニコ動画などのサービスが一時停止したことで、売上高が84億円、営業利益が64億円減少すると見込んだ。
こうした影響を受け、25年…